コロナ後のパリ暮らし

2023年4月から1年の記録

ひとまず、freeを契約する

フランスで暮らすなら、どのsimがよいか、という話。
2週間程度の短期旅行ならahamoとかレンタルwifiなどで乗り切れますが、それ以上だと、現地でsimを手配しないと不便だったり、割高だったりします。

フランスのキャリアは

  • Orange
  • SFR
  • Bouygues
  • free

の4つです。

このうち、初めてフランスに入国する外国人(EUでない人)にとって、一番敷居が低いのがfreeで間違いないでしょう。その理由は、

  • 値段が格安
  • 銀行口座が不要(クレジットカード決済が可能)

の2点です。

freeの評判は日本語でたくさん検索にかかります。
大容量なのに格安、という高評価がある一方、最近繋がりにくくなったとか、田舎に行ったら使い物にならない、なんていう評判も。

私はフランス滞在中に田舎町にもたくさん出かけるつもりなので、そんな前評判なら最初から他のキャリアで契約したい、と思っていました。

2023年4月、入国してまず向かったのがForum des HallesにあるSFR。
事前にネット検索して、銀行口座からの引き落としで月々支払うことはわかっていたのですが、この時点で私はwise(旧transwer wise)しか持っていませんでした。
wiseでも自身のIBANはあるからいけるかも、と思っていたら、wiseはダメ、と言われました。
wiseの約款などちゃんと読みきれていないのですが、wiseのEUR口座をよく見ると、「個人や法人から資金を受け取れます。」と書いてあります。そうか、これって、受け取りはできても支払いはできない、という意味だったんだ(←約款を読み返さず独自の解釈)。

SFRの方は気の毒に思ってくれたのか、親切にもTabacに行けばsimを買えるよ、と教えてくれました。事前のネット情報によると、Tabacで買えるsimは多分、freeのsimのことだと思います。
たぶん、銀行口座を持ってないならfreeしか契約できないと思うよ、という意味も含まれていたのでしょう(←これも未確認)。
でもわざわざTabacに行かなくてもForum des Hallesにはfreeのショップもあるので、結局そこへ行きました。
銀行口座を作るにしても時間がかかるし、早くネットに繋げないと何するにも不便ですからね、ここは妥協です。

ほどなく物理SIM(eSIMも選べます)を入手し、接続できるようになりました。
やり方は日本語でわかりやすいサイトが見つかるので、それらを参考にしてください。
ショップだとスタッフがたくさんいるので、質問しながら繋げてみるのでも良いでしょう。

ちゃんとテザリングでPCもネットに繋がることを確認し、一安心。
ですが、私は1週間もしないうちに、MNPMVNOのPrixtelに乗り換えることになります。
その話は、また次回。